春の香りでハルカ

2006年3月9日
まぁ僕の漢字とは違いますけどね。春香と悠。
最近少し暖かくなってきましたね。

今日は何だか眠くて眠くて、視界に入る世界が皆歪んで見えます。
歪んだ世界が偽りなのか、歪める我が眼が偽りなのか。
我が眼を信じて歪んだ世界を真とすれば、なるほどそれもまた偽りではなさそうだ。
だとすれば、僕はいつもこんなぐにゃぐにゃ曲がった道を歩いているわけか。
昔絵を学んでいた頃の知識では、人間の眼がかなり高性能である一方、
経験や先入観が補正するがゆえに鈍感でもあるという話。
あながち、この歪んだ世界説を眼の性能だけで否定するには至らなさそうだ。
眠くないときの整った世界と、眠いときの歪んだ世界は同じはずで、
まっすぐな道に見えても、ぐにゃぐにゃな道に見えても同じ道なはず。
つまり、世界が自身の形をもって自己を定義しようとしているのではなくて、
それを見る僕の眼がその形を定義しているのではないかしら。
僕はもしかして、世界を指先ひとつで支配する魔法使いかもしれない。

僕はこんなつまらないことを考えるのが大好きです。

この眠さの原因はなんだろうと考えると、
それは春の到来の知らせなのかもしれません。
まだ春とまではいかないというのに、こうも眠いんだったら
春本番には僕は冬眠ならぬ春眠に陥って、それこそ暁を知らぬ間に夏を迎えそうです。

3月には毎年、大阪城公園の梅を見に行くことにしているんですが
どうやら今年は久しぶりにお休みということになりそうです。残念。
梅は桜ほど鮮やかではありませんが、香りが良くて、林がその香気に包まれて、
それはそれは不思議な空間です。
月末には桜が咲くとの予報で、春の彩りはもう間近ですね。

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